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ザック・アーツの2024年シーズンは、馴染みのあるフィラデルフィアで幕を閉じました。しかし、彼はキャリアが終わることはないと明言。2025年もプレーする意向を示しており、ワシントン・コマンダースでプレーしたいと望んでいます。ただし、来シーズンどこのチームにいるかはまだわかりません。
「将来がどうなるかはわからない。ただ、来シーズンもフットボールをプレーしたい気持ちは変わらない。引退はしないということをはっきりさせたい。」とアーツはイーグルスに敗れた翌日に記者たちに語りました。
34歳のアーツはまた、2024年のワシントンでのシーズンが彼にフットボールへの愛を再び芽生えさせたと語っています。彼はワシントンのヘッドコーチ、ダン・クインやオフェンシブコーディネーター、クリフ・キングスベリーとの相性が抜群で、互いに良い関係を築けたようです。そのため、13年目となる来シーズンの復帰を心待ちにしています。
「今年がすごく楽しかったんだ」と語るアーツは、NFCタイトルゲームで11キャッチ、104ヤードのレシーブを記録し、チームをけん引しました。「若返った気がする。34歳でこれだけの試合数をプレーできたのは自分でも驚きだ。今シーズンはいいプレーができたと思っている。だからこそ、これから先のことをしっかり考えていきたい。彼ら(コマンダースのフロント)は、この場所について自分がどう思っているかをよく知っている。」
実際、アーツは2024年に自身初となる17試合全試合出場を果たしました。それ以前の2022~2023年はアリゾナ・カーディナルスで合計17試合しか出場していませんでした。キャリアの最初の8シーズンをイーグルスで過ごし、プロボウルにも3回選出されたアーツはその後カーディナルスにトレードされました。そこで当時のヘッドコーチだったキングスベリーと出会いました。
2024年、アーツはワシントンでキングスベリーと再会し、1年契約を結びました。ダイナミックな新人QBジェイデン・ダニエルズとも息の合った連携を見せ、素晴らしいシーズンを過ごしました。
アーツは66キャッチ、654ヤード、7タッチダウンを記録しました。
「だから、もう一度挑戦しない理由はないでしょ?」とアーツ。しかし、コマンダース側の意向も重要です。
「もちろんこれは双方向の話だ。僕がここに残りたいと言い続けても、彼らが僕を必要としなければ意味がない。」
ワシントンは12勝5敗という輝かしい成績を収め、2020年以来のプレーオフ進出を果たしました。そして、1991年以来となるNFCチャンピオンシップゲームにも進出。アーツはそのチームの躍進に重要な役割を果たしました。そして、来シーズンもコマンダースでプレーし続けたいと強く望んでいます。
一方「当面は休息と体の回復」と。
「この次の1ヶ月は一歩引いて、体を必要な状態に戻す時間にするつもりだ」とアーツは言います。「少し休息を取る。ただ、僕がフットボールをプレーしたいと言うとき、それは8月に突然現れて準備するという意味ではない。僕にとってフットボールは1年を通してのものだ。」
体をリフレッシュさせた後、アーツは今シーズン以上の活躍を目指す意欲を示しました。
「この年齢でも、まだ成長できると感じている」と語るアーツ。その言葉には自信がにじんでいます。
本記事は、元記事「NFL.com」を参考に翻訳・要約したものです。原文の内容はNFL.comおよび著作権者に帰属します。