「得点を防ぐために繰り返し反則が行われた場合、得点を与えることができる」審判の発言

スーパーボウル2025の出場がかかる大一番の試合であったイーグルスvsコマンダースの一戦。

まずはこのツイートをご覧ください

レフェリーのショーン・ホックリーがコマンダーズのゴールラインでの反則について発言:「得点を防ぐために繰り返し反則が行われた場合、我々は得点を与えることができる」

もしあなたがNFLのルールブックのオタクでないなら、日曜日に新しいことを学んだはずだ。それは「守備側が繰り返し反則を犯した場合、審判は攻撃側にタッチダウンを与えることができる」ということだ。

ワシントン・コマンダーズのラインバッカー、フランキー・ルヴは、NFCチャンピオンシップゲームの第4クォーター序盤で、フィラデルフィア・イーグルスのエンドゾーン進入を必死に阻止しようとした。経験豊富な彼は、攻撃ラインの上を飛び越えて、2プレー連続で「エンクローチメント(守備選手のフライング違反)」を犯した。これを受けて、レフェリーのショーン・ホックリーは、ワシントン側に対し、パーソナルファウルが適用される可能性があると警告した。その後、イーグルスのハードカウント(スナップ前の駆け引き)に引っかかり、ジョナサン・アレンが再びオフサイドの反則を犯した。

その時、まるで叱る親のように、ホックリーは全世界に向けて、審判が繰り返しの反則に対してタッチダウンを与える権限があることを宣言した。

「ワシントンには既に警告しているが、このような行為が再び行われた場合、審判は得点を与えることができる」

とホックリーは試合中のアナウンスで述べた。

結局、この警告が影響を与えることはなく、次のプレーでイーグルスのJalen Hurts(ジェイレン・ハーツ)がエンドゾーンに突っ込み、コマンダーズの敗北を決定づけた。試合は最終的にイーグルスが55-23で大勝した。

試合後、ルヴは繰り返しオフサイドを犯すことによるペナルティについて知らなかったと語った。

「ただタイミングを見てジャンプしていただけだ」 とルヴはESPNを通じてコメント。

「ショートヤードの場面で相手がよくやるプレーだったから、自分のチャンスを狙っていただけだ。狙って成功すればいいし、ダメならまた戻ればいいと思っていた。3回目のときに、審判から『これ以上やると15ヤードの反則(アンスポーツマンライク・コンダクト)になる』と言われたんだ。意味が分からなかった。審判はイーグルスに得点させたかったのかな? だから、そこからはやめた。それが試合の流れだったんだ」

Mandatory Credit: nfl.com Images

本記事は、元記事「NFL.com」を参考に翻訳・要約したものです。原文の内容はNFL.comおよび著作権者に帰属します。

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中村富士郎

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