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パッカーズはCBアレクサンダーをどうするべきか?

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グリーンベイ・パッカーズは、このオフシーズンに重要な決断を迫られることになります。その中でも最大の課題となるのが、アレクサンダーの去就です。

彼は2018年の加入以来、パッカーズのディフェンスの中心的な存在となっており、チーム最高のディフェンス選手と言っても過言ではありません。しかし、ケガに悩まされ続けているのが大きな問題です。過去4シーズンのうち、7試合以上出場したのはたった1回のみ。彼の契約規模やチームへの重要性を考えると、この状況は非常に厳しいものです。

そこで、パッカーズはこの問題と正面から向き合う時が来ました。アレクサンダーは来シーズンもパッカーズに残るべきなのか? フットボール的な観点とビジネス的な観点の両方から、この問題を考えていきます。なお、契約面の詳細についてはOver The Capのデータを参考にしています。

1. 残留のシナリオ

パッカーズが「アレクサンダーの能力はチームにとって代えがたい」と判断した場合、彼は来シーズンもパッカーズに残るでしょう。

GMのグーテクンストは、チームの「勝利への切迫感を高め、常にスーパーボウルを狙える体制を築く」という方針を掲げています。その方針を考えると、アレクサンダーのような実力者をチームに留めるのは理にかなっています。彼が健康であれば、グリーンベイのディフェンスは大きく変わるからです。

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ただし、アレクサンダーの「ケガがち」という問題をどう克服するかが鍵になります。もしセカンダリー(守備陣の後方)の層を厚くすることができれば、彼の出場機会が限られるリスクもある程度は許容できるかもしれません。彼が1月のプレーオフに戻ってきてディフェンスを強化できるなら、それは大きなプラスとなるでしょう。

このシナリオを実現するには、アレクサンダーが給与カットを受け入れる必要があります。2025年シーズンの予定年俸は1,600万ドル(約24億円)で、キャップヒット(サラリーキャップへの影響額)は2,400万ドル(約36億円)にもなります。この金額は現在の彼の状況を考えると、やや高すぎるかもしれません。

多くの人は「彼は放出されるだろう」と予想していますが、残留の可能性も完全には消えていません。

2. トレードのシナリオ

パッカーズがアレクサンダーを放出すると判断する理由はいくつもあります。

• ケガが多すぎて戦力として計算しづらい

• 契約内容に見合った活躍をしていない

もちろん、ただ手放すのではなく、何らかの見返りを得ることが理想です。元オールプロ(All-Pro)の実力を持つ彼には他のチームも興味を示す可能性が高いでしょう。

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ここで、ビジネス面の影響を考える必要があります。

• 6月1日より前にトレードすると

• デッドキャップ(チームに残る契約上の負担額):1,800万ドル(約27億円)

• キャップスペースの節約額:680万ドル(約10億円)

• 6月1日以降にトレードすると

• デッドキャップ:780万ドル(約12億円)

• キャップスペースの節約額:1,700万ドル(約25億円)

この違いは非常に大きく、トレードをするなら6月1日以降が圧倒的に有利となります。そのため、もし彼をトレードする場合は「6月1日」指定で行うのが濃厚でしょう。

トレードの見返りとしては、以下のようなケースが考えられます。

• ラサール・ダグラスのトレードと同様に、3巡目指名権を獲得する形

• セインツがマーショーン・ラティモアをトレードした際と同じように、2日目指名権(2巡目または3巡目)+複数の下位指名権を獲得する形

最終的にどのような対価を得られるかは不明ですが、この2つのトレード例が参考になるでしょう。

3. カット(放出)のシナリオ

もしどのチームもアレクサンダーの契約を引き受けたくない場合、パッカーズは最終的に彼をカットする可能性もあります。これは、チームにとってマイナスの影響が大きいと判断された場合の最終手段です。

カットする場合もトレードと同様に、「ポスト6月1日指定」が適用される見込みです。その場合、

• デッドキャップ:7,800万ドル(約12億円)

• キャップスペースの節約額:1,700万ドル(約25億円)

となります。これはトレードの場合とほぼ同じであり、もし交換相手が見つからなければ、カットしても経済的なメリットは変わらないということになります。

パッカーズの過去の動きを考えると、フロントオフィスは最も合理的な決断を下す可能性が高いでしょう。

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結論:パッカーズはどう決断する?

現時点では、トレードの可能性が最も高いと考えられます。ただし、どのチームも彼の契約をそのまま引き受けるのを嫌がる可能性もあるため、パッカーズがどこまで譲歩できるかがポイントになります。

一方で、アレクサンダー自身が「給与カットを受け入れてでもパッカーズに残りたい」と考えるなら、残留の道もあるでしょう。

いずれにせよ、パッカーズにとってこのオフシーズンの最も重要な決断のひとつとなることは間違いありません。

Mandatory Credit: packerstalk.com Images

本記事は、元記事「packerstalk.com」を参考に翻訳・要約したものです。原文の内容はpackerstalk.comおよび著作権者に帰属します。

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中村富士郎

1998年生まれ、男、会社員。アメフト歴は4年。NFLを見始めたのは高2の冬。記事の下からコメントできます。読んだ感想ぜひ聞かせてください。良いNFLライフを。

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