バッカニアーズ、ジョシュ・グリザードをオフェンシブコーディネーターに昇格

タンパベイは、ジャガーズの新HCリアム・コーエンの後任をコーチ陣から選出することを決めた。

NFLネットワークの報道によると、バッカニアーズは、パスゲームコーディネーターのジョシュ・グリザードをオフェンシブコーディネーター(OC)に昇格させるという。この昇格は金曜日に情報筋から伝えられ、その後チームが正式に発表した。

グリザードは、コーエンの後を引き継ぐことになる。コーエンの新たな挑戦と同様に、グリザードの昇格も、2024年シーズンにおけるバッカニアーズの素晴らしいオフェンスの成果の一つと言える。

グリザードは、タンパでの初年度からパスゲームコーディネーターとして重要な役割を果たし、バッカニアーズの4年連続NFC南地区優勝に貢献した。チームのオフェンスは、1試合平均総獲得ヤード(399.5ヤード)でリーグ3位、パス攻撃(1試合平均250.4ヤード)でもNFL3位を記録。その空中攻撃がランゲームの活性化にもつながり、チームのラン攻撃はリーグ4位(1試合平均149.2ヤード)となった。

ベイカー・メイフィールドは、コーエンのシステムとグリザードのパス攻撃指導のもとでキャリア最高のシーズンを過ごした。コンプリート数(407)、パス成功率(71.4%)、パスヤード(4,500)、タッチダウン数(41)、パサーレーティング(106.8)と、すべて自己ベストを更新している。

メイフィールドは、クリス・ゴッドウィンが足首の重傷でシーズンを棒に振り、マイク・エバンスも一時離脱する中でこの成績を残しており、コーチ陣と選手たちがいかに素晴らしい仕事をしたかが伺える。

バッカニアーズは、メイフィールドの復活劇を継続させるために、体制の一貫性を維持することを狙い、34歳の若きコーチにオフェンスの指揮を託す決断を下した。

グリザードは、バッカニアーズに加わる前の7年間をマイアミ・ドルフィンズで過ごし、クオリティコントロールコーチからワイドレシーバーコーチへと昇格した経歴を持つ。また、大学時代はイェール大学で3年間ディフェンシブバックとしてプレーし、その後は学生コーチアシスタントとして指導の道を歩み始めた。

Mandatory Credit: NFL.com Images

本記事は、元記事「NFL.com」を参考に翻訳・要約したものです。原文の内容はNFL.comおよび著作権者に帰属します。

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