【NFL】マイルズ・ギャレット、トレードを要求

「スーパーボウルを勝ち取りたい」

「この街を故郷と呼ぶことを愛してきたが、最高の舞台で戦うためには現状に満足するわけにはいかない」

クリーブランド・ブラウンズのディフェンシブエンド、マイルズ・ギャレット がトレードを要求したと、複数のメディアが報じている。NFLネットワークのイアン・ラポポートらが共有した声明の中で、ギャレットはスーパーボウル制覇への強い願望 が今回の決断の理由だと述べた。

「子どもの頃、NFLを夢見たときから、目標はただ一つ、スーパーボウル制覇だった。その目標は今も変わらず、むしろ以前よりも強くなっている。ノースイースト・オハイオのコミュニティと、クリーブランド・ブラウンズの素晴らしいファンベースを愛しているからこそ、この決断は人生で最も難しいものの一つだった。過去8年間が、今の自分を形作ってくれた」 とギャレットは綴った。

また、ギャレットは殿堂入りすることよりも、優勝することに価値を感じている と強調した。

「この街を故郷と呼ぶことを愛してきたが、最高の舞台で戦うためには現状に満足するわけにはいかない。目標はクリーブランドからカントン(プロフットボール殿堂)に行くことではなく、スーパーボウルを勝ち取ることだった」 と語った。

6度のプロボウル選出と2023年の最優秀守備選手賞(DPOY) を獲得したギャレットは、2017年のドラフト全体1位指名以来、8年間ブラウンズ一筋 でプレーしてきた。ルーキーイヤーを除くすべてのシーズンで二桁サックを記録 しており、今季も14サック、キャリア最高の40ソロタックルをマーク。2024年DPOYの最終候補 にも選ばれている。しかし、ブラウンズのゼネラルマネージャー(GM)アンドリュー・ベリー は、ギャレットの放出を考えていないと明言。先週のプロボウルで「トレードの計画はない。むしろ契約延長を考えている」と発言していた。

ギャレットは2020年に5年1億2500万ドルの契約延長 を結んでおり、まだ契約が残っている。しかし、彼はシーズンを通して「再建モードのチームにはいたくない」と発言しており、ブラウンズの今後の動向によっては状況が変わる可能性もある。

NFLネットワークのマイク・ガラフォロ記者によると、ブラウンズはギャレットの要求を受けてもトレード交渉に応じるつもりはない とのこと。

「ギャレットがこのような声明を発表したにもかかわらず、ブラウンズは従来のスタンスを崩さず、トレードの話し合いを行う予定はない」 と報じられている。

今後の展開は?

ギャレットのトレード要求がどのように進展するかは不透明だ。ブラウンズは彼をチームの中心選手と見なしており、放出するつもりはない。しかし、ギャレット本人がスーパーボウル争いに加われる環境を求めていることも明らかであり、フロントがどこまで彼の希望を受け入れるかがポイント となる。今後の交渉次第では電撃トレードが実現する可能性も否定できない。

Mandatory Credit:yahoo!sports Images

本記事は、元記事「yahoo!sportsを参考に翻訳・要約したものです。原文の内容はyahoo!sports および著作権者に帰属します。

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中村富士郎

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