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ドルフィンズとバイキングス、職場環境調査で2年連続トップ評価を獲得

  • NFL
  • 2月 27, 2025
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マイアミ・ドルフィンズとミネソタ・バイキングスが、NFL選手会(NFLPA)による職場環境評価調査で2年連続トップ評価を獲得した。水曜日に発表された最新の調査結果では、Aマイナス以上の評価を受けた項目が41%増加し、Dプラス以下の評価を受けた項目が51%減少 するなど、全体的に評価が向上していることが分かった。特にワースト5チーム(スティーラーズ、ジェッツ、ブラウンズ、ペイトリオッツ、カーディナルス)の平均評価は、2024年のDプラスから2025年にはCマイナスへと改善された。NFLPAのロイド・ハウエル事務局長は、「選手たちが自分たちの施設や労働環境、好き嫌いについて意見を言える場を提供したかった」と述べ、さらに「この調査は、全体の状況を可視化し、選手たちに情報を提供するとともに、変化を促すことを目的としている」と説明した。彼の就任以来、新しいロッカールームやウエイトルーム、育児施設の改善など、いくつかのチームで変化が起きているという。

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調査方法と背景

この調査はリーグ全体で行われ、NFLPAに所属する選手の77%(1,695人)が回答。1チームあたり平均52人が回答した。プラクティス・スクワッドの選手も含め、すべての選手が対象 となった。調査は2024年8月26日から11月20日までの間に実施された。NFLPAの元会長であり、現在は戦略責任者を務めるJ.C. トレッターは、「選手が匿名でフィードバックを提供できることが重要」と強調。「選手がオーナーのオフィスに直接行って『この施設は最悪だ』とは言いにくい。彼らには他に心配すべきことがあるからね。この調査は、そうした意見を安全に伝える手段になっている」と述べた。

ランキング

ドルフィンズとバイキングスが依然としてトップを維持する中、ファルコンズ、レイダース、チャージャーズがトップ5入りを果たした。特にチャージャーズは2024年の30位から2025年は5位へと急上昇。ファルコンズも25位から3位へランクアップした。この急上昇の要因について、トレッターは「新しい練習施設の導入が大きな影響を与えた」と分析。しかし、すべてのチームが大規模な施設改修を行ったわけではなく、「環境改善には多様なアプローチがある」 とも指摘した。「施設を新しくするのが簡単な解決策のひとつだが、それだけではない。家族の待遇、移動環境、スタッフの充実なども大きな影響を与える。例えばチャージャーズは施設の改善が主な要因だったが、他のチームは別のアプローチで評価を上げた」と述べた。

ワシントン・コマンダーズの大幅改善

過去2年間最下位(32位)だったワシントン・コマンダーズが、2025年は11位に浮上。チームのロッカールームや練習施設の老朽化は依然として課題とされているものの、選手の家族待遇、食事・ダイニング、ヘッドコーチに関する評価が大幅に向上したことが順位上昇の要因となった。ワシントンのオーナーシップの評価も18位から8位へと急上昇。NFLPAのJ.C.トレッターは、新オーナーのジョシュ・ハリス氏の影響が大きかったと指摘し、こう語った。「コマンダーズの施設は依然として同じ建物のままだ。ハリス氏は壁を壊したり、新しい施設を建てたりしたわけではない。しかし、スタッフの変更や、選手が求めていた『ソフトな部分』の改善を行い、チーム文化を変えた。実際に訪問すると、その変化を肌で感じることができる。」

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ヘッドコーチ評価:トップとワースト

ワシントンの新ヘッドコーチ、ダン・クインが選手からの評価でリーグ最高のA+を獲得した。「文化と環境は違うものだ。環境はポジティブな雰囲気を作ることだが、文化はチームの日々の行動や習慣で築かれるもの。私はチームのアイデンティティを確立したい。」とクインは語った。また、アトランタ・ファルコンズのラヒーム・モリスも2位にランクイン。ファルコンズの選手たちは「モリスは時間管理が効率的で、ロッカールームの意見を積極的に取り入れている」と評価した。その他A+評価を受けたヘッドコーチ:ケビン・オコンネル(バイキングス)/アンディ・リード(チーフス)/ダン・キャンベル(ライオンズ)/マイク・マクダニエル(ドルフィンズ)。最低評価(C)を受けたヘッドコーチは以下:ケビン・ステファンスキー(ブラウンズ)/ダグ・ピーダーソン(ジャガーズ)(解任)/マット・エバーフルース(ベアーズ)(解任)。ブラウンズの選手は、ステファンスキーについて「ロッカールームの意見を『ある程度』聞いている」と評価。しかし、彼の時間管理能力については低評価で、ヘッドコーチ32人中30位となった。

オーナーシップの評価

今年の調査では、オーナーの評価基準が拡張され、以下の2つの質問が追加された:

1. オーナーは施設改善への投資に積極的か

2. オーナーはチーム文化の向上と競争力強化に貢献しているか

この結果、最高評価(A+)を受けたオーナー:スティーブン・ロス(ドルフィンズ)/ジギー・ウィルフ(バイキングス)/アーサー・ブランク(ファルコンズ)。一方、最低評価(D以下)を受けたオーナー:/アート・ルーニー II(スティーラーズ)/ロバート・クラフト(ペイトリオッツ)/マイケル・ビッドウィル(カーディナルス)/デビッド・テッパー(パンサーズ)/ウッディ・ジョンソン(ジェッツ)。スティーラーズ(28位)のオーナー、ルーニーは「施設投資への意欲が低い」と評価され、10点満点中6.00点(オーナーランキング30位)という結果になった。ただし、トレッターは「昨年までと比べると、彼は変化を受け入れつつある」と指摘。「ルーニーは非常に保守的な人物だが、今回の調査を通じて改善の意識が芽生えているように感じる。大きな変化ではないが、GMのオマー・カーンも『これからどうすべきか?』と前向きに検討しており、確実に前進している。」

この調査結果をもとに、各チームが今後どのように職場環境を改善し、選手にとってより良い環境を提供していくのかが注目される。

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Mandatory Credit: espn.com Images

本記事は、元記事「espn.com 」を参考に翻訳・要約したものです。原文の内容はespn.com および著作権者に帰属します。

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中村富士郎

1998年生まれ、男、会社員。アメフト歴は4年。NFLを見始めたのは高2の冬。記事の下からコメントできます。読んだ感想ぜひ聞かせてください。良いNFLライフを。

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